KUMA EXHIBITION 2018
未来に風穴を開けろ!
クマ財団一期生50名による、作品展覧会のレポートです。
クマ財団:株式会社コロプラの代表取締役社長である馬場功淳氏が、2016年に設立した、時代を担う若きクリエーターの活動を支援・助成することを目的とした財団です。kuma-foundation.org
1期生50名による1年間の集大成としてのエキシビジョン「未来へ繋がる展覧会」が3月24日、25日に青山スパイラルホールで開催されました。
クマ財団一期生50名のうちの一人が、神奈川大学4年生(2018年卒業)東京五輪出場を目指すプロサーファー石川拳大なのです。
会場で、映画「OCEANTREE」が上映されました。映画は、石川がSFJアンバサダーとして世界を旅した記録でもあります。
石川のサーフボードやアライアが、入り口に展示されていました。
第16回JIA(日本建築家協会)大学院修士設計展2018にて最優秀賞を受賞し本作品展にも出展されているのは、千葉大学大学院で建築を学んだ馬場隆介の作品。
タイトルは「辻堂の海洋保全計画」
海洋ゴミを再利用した建築手法で、辻堂海岸にあるSFJのラボを改修して、海洋保全の啓蒙活動の場を作るというプロジェクトです。
海洋プラステックゴミを成型して、建築資材として再利用できないだろうか?
プロサーファーである石川拳大(神奈川大学)とプロダクトデザイナーである水野諒大(九州大学)も参加して、馬場のプロジェクトが進みました。
かなりリアルなイメージの立体模型が展示されていました。
辻堂海岸から100メートルの場所に立つSFJラボは、現在主に海水の水質調査活動の拠点になっています。
主に一階部分を改築して、海洋保全の啓蒙活動ができるスペースに
ビーチにも、海岸漂流物を再利用した憩いの場をデザイン
左から、石川拳大(神奈川大学)、馬場隆介(千葉大学)、水野諒大(九州大学)
この春からは、プロサーファー、建築家、プロダクトデザイナー、として社会に羽ばたいて行きました。(文中敬称略)
一期生のプロフィールはこちらから >>> kuma-foundation.org/student/
SFJは三人の若者たちのプロジェクトを実現化するために、クラウドファンディングを立ち上げます。
(2018年10月公開予定)