@渋谷・・・
街中のグレーチングを覗くと、ほぼこんな感じだ。
気になって付近を観察すると、あるコンビニストアの駐車場のグレーチングは、ゴミが落ちない様にするためなのか?とてもピッチの狭いものだった。で、「グレーチング」「吸殻」と検索してみる。「タバコの吸い殻等の流入を防ぐ、究極の細目グレーチング」という商品がヒットした。そんな商品を開発してる、志の高い企業が存在するのだ!
年間15万人のビーチクリーンボアンティアを有する公益法人「かながわ海岸美化財団」の調査によると、海岸のゴミのおよそ70パーセントは川から流れ着いたものだという。そして、川のゴミの大半がこのような排水溝から流れていることは、想像がつく。たとえば、街中のグレーチングを全てその「細目グレーチング」に変更したら、それだけで、どれほど海岸がキレイになることか・・・サーフライダーファウンデーションは国際環境NGO。つまり、海を思うサーファー達が立ち上げた世界的な市民組織なのだ。私たちの純粋な思いが、人々のココロを動かし、やがて大きなウネリになり、海辺の環境を守る。そんなイメージをしてみてほしい。拾っても拾っても無くならない「海のゴミ」問題。原因を追究して、企業や行政と対話する。そんな組織に育てるためには、メンバーを増やして公益化する必要があるのだ。
我が国の大手波情報各社のアクティブユーザー数の総合計は約30万人。対して、農林水産省公表の漁業従事者数は17万3000人。実は、毎日波を気にしているサーファーの総人口は社会に影響を与えることが十分に可能な人数なのだ… 毎日波が気になるのに、海の汚れが気にならないワケがない!みんなでメンバーになって、自然を守るために「こうして欲しい」と企業や行政に対して提案が(反対運動ばかりではなく)できる市民の組織をつくろう!
明日の自分達のために、未来の子供達のために。