海を漂う漁網で作る上質なTシャツ。歴史あるマリンブランドによる海洋環境改善プロジェクト!
私たちは大阪で、SINA COVA(シナコバ)という海をテーマにしたアパレルブランドを展開しています。2021年に創業100周年を迎える企業です。
環境に配慮した商品創りは以前より行って参りましたが、私たちもより積極的に海洋環境の改善に取り組んでいきたいという思いがありました。
そんな時に出会ったのは、漁網リサイクル繊維。海外では広がり始めている繊維ですが、日本国内ではまだまだ流通しておりません。
漁網というとなんとなく固くてごわごわした網をイメージしてしまいますが、再生ポリエステルと、スパンデックスを配合し、一本一本の繊維の長さを短くすることで、色合いが安定し、綿に近いけれど独特の柔らかさと伸びがある、優しい肌触りの生地になっています。
この新素材の普及によって海に投棄される漁網が減り、海洋汚染問題の改善につなげていくことが、海への恩返しになると考えました。生地の生産は台湾で行っていますが、縫製は日本の工場で丁寧に行っています(メイドインジャパン)。
ブランド名は、「W.e.M(worn environment me)」。ロゴマークは海を漂う海洋ゴミからインスパイアを受け、「W」「M」は海面や海底、波打ち際をイメージしています。漂うゴミから着想を得た「e」は、黒色にすることで汚染を表現しています。
身に着けることで、多くの人が海とのつながりを改めて考えるきっかけになる。そんなモノ創りをしたいと考えています。
また、今回のプロジェクトについて大阪モード学園の2年生(高度専門士コース、ファッションデザイン学科、ファッション技術学科)の生徒を対象に、2日にかけて講義を行いました。
私たちの活動が漁網リサイクル繊維の普及に繋がり、引いては、海に投棄される漁網をはじめとしたプラスチックの削減に少しでも資することを祈っております。
「世界をつなぎ、アタラシイを創る」
>>> https://www.makuake.com/project/worn_environment_me/
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本プロジェクトは
達成率 102%
金額513,009で達成しました!
ご協力、ありがとうございました。